安全衛生マガジン12月号

1.【日々安全】

【徹底した掘り下げで活かす災害事例】

 ゴルフ場で起きた労働災害事例を参考に、社員がどう原因を追究し、
再発防止のための「改善の手順」を定めたかいについて記載します。

 災害の発生場所は、西コース5番ホールセカンド(第2打目)地点、
状況はグリーンを狙ったプレーヤー(打者)のショットが、プレーヤー
(打者)の右に立ってボールの行方を見ようとしていたキャディ(補助者)の
頭部に当たり、右前頭部に負傷(全治2週間)をしたものでした。
早速災害発生後に、キャディ班長5名と本人を含めた計6名のチームを
結成し、災害発生原因の追究と再発防止策を練りました。

 まずは、災害発生ホールに何度も足を運び、災害の発生状況と現状の
把握を行い、「ブレーンストーミング」、「特性要因図」を用いて災害要因を
洗い出し、絞り込みを繰り返し行いました。
その結果、
① キャディはプレーヤーより前には立っていないと錯覚していた。

② 安全意識が欠如していた。

という2点で重点要因としました。

 災害が発生した西5番ホールは、右ドッグレッグ(※)のホールで、
キャディがプレーヤーの右に立つ場合、本人が真横に立ったつもりでも、
プレーヤーから45度の角度に立っており、ボールが当たる可能性が高まる
危険エリアの中に入ります。

 対策として、まずドッグレッグホールすべての危険エリアに入らないことを
徹底し、班長が各班員(キャディ)を災害発生現場に連れて行き説明しました。
また、「自己チェック制度」を設けて、チェックリストを設けて、チェックリストを
使った安全確認も徹底することにしました。②の対策として、班長のリードで、
毎日の朝礼時に「ドッグレッグホールでは、絶対に危険エリアに入らないように
しよう!」、「プレーヤーより前に絶対に出ないようにしよう!」を全員で唱和する
することにしました。また、本人の認識とは逆に、プレーヤーから見て非常に危険な
場所に立っていて被災した事例があることを、各班員が実感するよう注意しています。

 この災害以降、同伴競技者からの打球による労災事故は、1件も発生していません。
また、プレーヤーにも具体的事例を挙げて注意し、プレーヤー同士の打球事故も防止
することに成功しました。原因を「なぜ、なぜ」と掘り下げ、真の原因をつかみ、
対策を社員全員で標準化(マニュアルに落とし込み)していくことが、再発防止に
つながると確信しています。

(注) ドッグレッグ・・ティーグランドからグリーンまでの形状が犬の足のように

                  曲がっているコース

出典:「安全衛生読みたい話、伝えたい話」 中央労働災害防止協会刊 より抜粋

2.【日々健康】

【「覚醒」の最適化】

「カーテンを開けて寝る」

 朝が苦手な人にお勧めの習慣が「カーテンを開けて寝る」ことです。
これだけで、朝の目覚めが格段にと良くなります。

 人間の覚醒(目覚め)に関係する脳内物質は、セロトニンです。
セロトニンは太陽の光を浴びるとスイッチがオンになり、その分泌を
開始します。

 セロトニンが分泌されると「爽やか」「気持ちいい」という気分に
なります。逆にセロトニンの分泌が低下するのは、「気分が悪い」「不快」
な状態です。

 朝、目が覚めた直後は、1日の中でも最もセロトニンが低下した状態です。
だから朝起きるのがつらいのです。

 カーテンを開けて寝ると窓から朝日が入るでしょう。

 そうすることでアラームが鳴る前にセロトニン工場のスイッチがオンになり、
セロトニンの分泌が微弱ながら開始されます。すると自分が起きたい時間には
「セロトニン」のスイッチがオンになっているので、精神的にすごく楽になる
のです。

 女性の場合、防犯上の問題などからカーテンを開けて寝るのに抵抗がある人も
いるかも知れません。あるいは、カーテンを開けて寝ると街灯の灯が寝づらいと
いう人もいるでしょう。

 その場合、カーテンを全開ではなく15cmほど開けて寝るだけでも効果は
十分にあります。

 あるいは、カーテンの自動開閉装置を使うのもよいでしょう。スマホと連動させて、
起きたい時間に設定しておけば、その時間にカーテンが児童で開き、一気に太陽の
光を取り込むため自分の起きたい時間に自然な目覚めが得られるでしょう。

 そこまで準備ができない人は、アラームが鳴ったら、まずカーテンを開けることです。
そうしないとセロトニンはいつまで経っても活性化しません。

 二度寝しようが、布団の中で30分ぐずっていようが、太陽の光がないときちんと
目が覚めないのです。

~以下略~

出典:「行動最適化大全」 樺沢 紫苑著 KADOKAWA刊より抜粋

3.【日々生活】

【伝えたい言葉はあるか】

 これまで私は、うまく1分で話を伝えるための構造はどう作ればいいかとか、
それで相手を動かすためにどうしたらいいかといった、いわば人に何かを伝える
ために必要な「技術的な側面」を中心に話してきました。

 もちろん、これらの技術は、とても大事なことです。しかし、人に何かを伝え、
動いてもらうために一番大事なことは当たり前ですが、あなたの「想い」です。

 あなたは人にプレゼンする際、どんな思いをもって臨みますか。自分の存在すべてを
かけてプレゼンに臨みますか。 このプレゼンは世界を変える一つと思って
向かっていますか。 そこまでいかなくても、このプレゼンの内容について、自分は
世界で一番自信をもって伝えられるという気持ちで伝えますか。

 私の言っていることは大げさでしょうか。 私は決してそうは思いません。
すくなくとも、自ら起業して、自らの創り上げたサービスやプロダクツで世界に打って
出ようとするスタートアップの創業者たちは、皆こんな思いでプレゼンしています。
私自身も、人に何かを伝えて、動いてもらおうとプレゼンするときは、常に
「わが存在をかけてこのプレゼンをする。」という気持ちで向かいます。

 もし、このくらいの気持ちを持たずに人に何かを伝えて、動いてもらおうと思って
いるなら、考え方を変えた方がいいかもしれません。 たとえば
 「いや、これから説明しようとすることはあまり自身がありません。しかし、仕事なので、
上から言われたのでご説明します。」と言われてプレゼンが始まったら、聞き手はその話を
訊くでしょうか。
 そんな思いでプレゼンされても、聞く気が失せるのではないでしょうか。
私が聞き手だったら、その瞬間、「だったらもう時間がもったいないから、やめてくれ」と
プレゼンをやめさせるでしょう。

 では、言葉でそのように言わなかったとしても、内心、そんな風に思っている人が
プレゼンをしたら? そういう気持ちは、必ず視線や声のトーン、そして内容に現れます。
だとしたら、やっぱり結果は同じです。

 ですから私たちは、やっぱり「自分の存在をかける」くらいのつもりで、聞き手に
伝えなければいけないのではないでしょうか。

 自分の存在をかけて、ということがイメージできないとしたら、少なくとも、
「これから伝えようとしていることが、自分が一番詳しいし、自分はそのコンテンツに
一番自信を持っているし、一番好きだ」
くらい強い思いを持ち、その思いを聞き手に
ぶつけることが大事です。

 なぜか。

 そうでないと、聞き手が動かないからです。人間は、基本的に変化を嫌がる性質を
持っています。あなたは、聞き手を自分が望む方向、つまりゴールに動かしたいと
思ってプレゼンするのでが、逆にいえば、今聞き手は、あなたが望むゴールにいないわけ
です。その聞き手に変化を促し、動かしていく。それは簡単なことではありません。

あなたが心の底から強く思うことを、情熱を持って自分の存在をかけて語るからこそ、
聞き手は心が動かされ行動に移すのです。聞き手を「動かす」ためには、そのくらいの
思いは普通に必要です。厳しいことを言いますが、そこまで思えない人は、思いが
こもっていないプレゼンによって相手が動くレベルの仕事しかできないのです。

 でも、これはそんなに難しいことではありません。

 たとえばあなたは、仕事以外のどんなことを人に話す時、盛り上がることができますか。
昨日行った、とんでもない美味しいフランス料理店の話をする時でしょうか。または、
昨日テレビで見たサッカー日本代表の流れるようなパスワークのことを話す時でしょうか。
それとも、読んだばかりの三国志を題材にした漫画のワンシーンの感想を話す時でしょうか、
いずれにせよ、「一番好きなもの」を話す時に、あなたは思いを込めて、情熱的に楽しそうに
言葉豊かになるのではないでしょうか。

 それを仕事においてもやればいいのです。

 そんな「伝えたい言葉」が、あなたにはありますか。

 あるなら、それをぶつければいいのです。

 そのプレゼンであなたは何をしたいのか。なぜ、それを伝えたいと思うのか。伝えて
どうなってほしいのか。その言葉にどんな思いを込めるのか。

 相手を動かしたいのなら、まず自分自身を動かせているか。そんなことを、振り返って
みて下さい。

~以下略~

出典:「1分で話せ」 伊藤 羊一著 SB Creative 刊より抜粋

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 12月の弊職が担当講師の安全衛生教育のご案内

  12月18日(木)、19日(金)

  「安全衛生推進者養成講習」

詳細は久留米労働基準協会にお尋ねください。(TEL:0942-34-5531

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