安全衛生マガジン8月号

1.【日々安全】

【潜む危険を見つけ出す安全点検】

 日ごろの安全点検はしていますか?

 こんな問いかけをしたら皆さんはどのように答えますか?「はい、
しています」と胸を張って答えられますか?

 では、日ごろの安全点検として何をしていますか?

 このように聞かれたらどうでしょうか?「設備の動作点検です」と
答えますか?確かに指差し呼称や設備の点検は安全への第一歩です。しかし、
それだけで十分と言えるでしょうか。自分が行っている業務上の安全点検を
するだけで、本当に安全と言えるのでしょうか。

 あなたは移動する時、一歩一歩確認していますか? 動線上に置いてある
すべてのものを常に確認していますか? おそらくそこまでする方はまずいないと
思います。しかし、そこに何かの配線や小さな段差があったらどうでしょうか?
「見えているから大丈夫」「跨げば良い」その様に思った方は危険かもしれません。

 些細なことかも知れませんが、危険なことには変わりはないのです。大きな危険を
そのままにしている人はいないものです。小さな危険をそのままにしていたことが、
結果的に大きな事故を引き起こす原因となる可能性があるのです。

 皆さんの会社でも安全に対する活動は、社員の教育も含め含め色々と実施されて
いることでしょう。それでも社内の巡回を行った際に、フロア配線を保護するため、
フロアとのとの間に段差が生じて転倒する危険が見つかったり、フォークリフト稼働
エリアに歩行者とフォークリフトの通行が区分けされていないために衝突の危険が
あったり、と見過ごされている危険が見つかりませんか? 

 すべての危険を一人で見つけることは非常に難しいことです。しかし、一人ひとりが
日々の作業の中で意識を持って周囲を見回すことで、危険の多くは見つけ出すことが
できます。自分の業務上の安全点検を実施することは当然のことですが、職場環境全体
へも目を向けて安全点検を行うことが大変重要な事なのです。その積み重ねによってこそ、
本当の安全を手に入れることができるのです。

 現在ある安全に満足することなく、自分の時分の周囲に潜む危険を見つけ、改善する
ことで、さらなる安全を追求していきましょう。

以上

2.【日々健康】

【災害後の復旧・復興時における労働衛生対策】

 東日本大震災の発生から13年が経過しました。現在も、被災地では復旧・復興
工事が継続されています。また、これ以降も平成28年には熊本地方を震源とする
地震、平成30年7月には西日本を中心とする豪雨、同年9月には北海道胆振地方
中東部を震源とする地震が発生し甚大な被害が発生し、令和元年9月の房総半島台風や
令和4年元日の能登半島沖地震など数々の天災に見舞われ、これからも、台風や豪雨
及び南海トラフ地震等の発生が予想されています。

 災害発生後の復旧・復興時(直接の工事だけでなく事業所、工場等の復旧・復興も含め)

労働者の衛生対策について必要な事項をまとめると次のようになります。

復旧・復興時における健康管理に関する配慮事項

ア 有害化学物質等のばく露

 がれき等の処理によって発生する粉じんの吸入や、有害化学物質の容器の破損等による
有害なガス、蒸気の吸入または接触によるばく露が想定され、これらに対する短期的または
中長期的健康影響を考慮する必要があります。

イ 感染症

 災害発生後は衛生害虫の大量発生が想定され、がれきに含まれるレジオネラ菌による発症
(レジオネラ肺炎、ポンティアック熱)、釘等の踏み抜きによる破傷風等があります。
さらに、飛沫症(新型コロナウィルス、季節性インフルエンザウィルス、ノロウィルス等)を
踏まえた感染防止対策を考慮する必要があります。

ウ メンタルヘルス不調

 被災した労働者にあっては、被災前と異なる生活、労働環境による疲労蓄積、過重労働状態等
及び多種多様な要因による高ストレスの状態の継続、また、外部から入った労働者についても、
災害状況の光景を見たり、災害体験を被災者から聞く過程等で精神的打撃を受け、心や身体に
ストレス反応を起こすことも考えられるため、心のケアを考慮することも必要です。

エ 暑さ、寒さ、腰痛、墜落、転倒、作業機械等との接触等

 復旧・復興時における作業では。作業に適した環境下で作業できないことが想定され、暑さ、
寒さ、腰痛、墜落、転倒、転落等に対するリスク管理及び対応措置が求められます。


 天災だけでなく、火災や予期せぬ災害により自社の事業場・工場やあるいは出先の現場で

遭遇することをあらかじめ想定して、多角的に復旧・復興時にける労働衛生管理・行動指針を
日ごろから対策、行動することが重要です。

 危機は目の前にあります。

以上

3.【日々生活】

【仕事を楽しむ】

 楽しい時は、脳内でドーパミンが分泌します。ドーパミンは、集中力、
モチベーション、記憶力を高め、仕事や勉強の効率を飛躍的に高めてくれる
くれる物質で、脳のガソリンのようなものです。

 逆に「つらい、苦しい」が続くと、コルチゾール等のストレスホルモンが
分泌されます。コルチゾールは、体調を悪化させ、意欲、やる気、記憶力を低下
させるのです。これは、つらいことを続けて、心と身体を壊さないために、その
行動を止める防衛本能です。

 同じ仕事や勉強をしても、楽しみながらやる人は成果が2倍になり「つらい」
「嫌だ」「やりたくない」と思いながらやる人は2分の1になります。

 同じ時間、仕事や勉強をしても、得られ素結果は何倍も変わってくるのです。

 仕事を心から「楽しめる」ようになれば、あなたの脳は圧倒的に活性化し、
仕事のパフォーマンスはアップします。

その結果、職場で評価され、仕事での成功が得られるのです。

「自己投資して、自己成長する」

 ドーパミンは楽しい時に分泌されるのですが、具体的に言うと、「目標を
立てて達成したとき」「挑戦して自己成長したとき」に、たくさん分泌します。

 昨日できなかったことが、今日できるようになった、これが自己成長です
自己成長を実感すると楽しくなり、やる気もでてきます。このスパイラルに
入ると仕事を楽しみながら成長行くことができるのです。

 自己成長の法則は端的にいうと、インプット⇒アウトプット⇒フィードバックを
繰り返す以外にありません。

 そのために、あなたがまずすべきことはインプット。 一番手っ取り早い
インプットは「読書」です。

 誰でも「仕事がうまくいかない」「職場の人間関係」などの悩みを持っている
はずです。それらの「悩み」の解決法は、すべての全てこれまでに出版された
本に書かれています。

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 8月の弊職が担当講師の安全衛生教育のご案内

 8月28日(木)、29日(金) 「安全管理者選任時研修」

詳細は久留米労働基準協会にお尋ねください。(TEL:0942-34-5531

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