安全衛生マガジン8月号

1.【日々安全】

【法令改正トピックス】

「事業者が行う立入禁止措置 労働者以外の者も対象に」

 労働安全衛生法改正に基づく省令改正(令和6年4月30日公布)により、
安衛則、ボイラ則、クレーン則、ゴンドラ則について、危険個所等事業者が
行う退避や立入禁止等の措置を同じ作業場所にいる労働者以外の者(一人親方や
他社の労働者、資材搬入業者・警備員など、契約関係は問わない)も対象とする
ことが義務付けられ、令和7年7月1日より施行される。

 令和3年5月に建設アスベスト訴訟に最高裁判決において安衛法第22条は、
「同じ場所で働く労働者以外の者も保護する趣旨」と判断されたことから、
令和4年4月に特化則、有機則等について同条に基づく条項の改正が行われた。
(令和5年4月1日施行)

 

 令和5年10月に発表された安衛法第22条以外の規定について労働者以外の
者に対する安全衛生対策として必要な事項について検討した「個人事業者等に
対する安全衛生対策に検討会」の報告書に基づき、安衛法第25条に基づく
「災害発生時等の作業場所からの退避」や、第20条、第21条に基づく
「立入禁止措置等」について法令改正された。

「具体的な措置」

  • 危険が発生するおそれのある場所に立ち入ることの禁止
  • 危険が発生するおそれのある個所(車両の荷台など)に搭乗することの禁止
  • 事故発生時の退避
  • 退避に関する退避用器具等の備え付け、訓練の実施
  • 火気使用の禁止
  • 悪天候時の作業禁止
  • 危険個所で例外的に作業する際に保護具等を使用する必要があることの周知

個人事業者等の安全衛生対策について、厚生労働省では今後さらに、健康管理に
関するガイドラインの策定や、総括管理の対象に個人事業者等を含めることや
機械設貸与者の講ずる措置において対象設備機械等の追加を検討されている。

本文責:峰 忠弘

2.【日々健康】

【若返り血管をつくる生き方】

〇 若返り血管をつくる生活の大前提

 「血管の老化」(動脈硬化)は血管にコレステロールや中性脂肪がたまることで起こります。
「若返り血管」を目指すには、血管にたまったコレステロールや中性脂肪のお掃除をすることが
欠かせません。長い間かけてたまった血管のゴミですからお掃除も気長に続けることが大切です。
「これ以上血管にゴミをためないようにしよう」「少しでも血管のゴミを減らすようにしよう」と
いう気持ちで血管の掃除を毎日の生活習慣として積み重ねていきましょう。

 あなたが血管に対する感謝と優しい気持ちを続ければ、血管はそれに応えるかのように、やわら
かくて内腔がよく開く血管に変わっていきます。その結果血液もよく流れるようになります。

「若返り血管」をつくる大前提として、以下の5つの実行をおすすめします。

  1. 1回20分早足で歩くことを週に2回実施する。
  2. 食事は「腹八分目」を心がける。
  3. 睡眠を十分にとる。
  4. 禁煙する。
  5. ストレスをためない

〇 運動できないのは危機的状態

 運動する機会がなくなる状態というのは、その人が危機的な状態に陥っているということ
と考えられます。運動をしない理由づけにいろいろなことを言う人がいます。体調がすぐれない、
仕事が忙しい、時間がない、気が向かないなど、運動しない(できない)理由にいろいろな
言い訳が用意されますが、つまりは、気持ちに余裕がなくなり、せっぱ詰まった思いで毎日を
送ることになり、「運動どころじゃないよ」ということになるのでしょう。

 運動ができなくなるということは、ストレスで心身ともに疲れ、体と心の余裕が失われた
危機的状態の反応だということです。

 そこで、意識して毎日の生活の中で「運動タイム」を持つことが大切です。

 勤めている人であれば、汗をかいても大丈夫な夕方や夜の帰宅時に、「早足歩き」の実行を
習慣にしてみませんか。自宅でくつろぐ時間を利用すれば、「足首まわし」ができるでしょう。
歩いている途中で「つま先歩き」を試みることもできますし、歩道橋や階段を利用する機会が
あれば「つま先階段上がり」も行ってみましょう。

以下略

出典:「若返り血管」をつくる生き方  高沢 謙二著 講談社新書刊 より抜粋、編集

3.【日々生活】

【「見えない敵」が脳を混乱させる】

〇 感情に思考を加えてバランスを取る

 やらなければならない仕事がたくさんあるとき、解決しなければならない問題が
ありすぎるとき、逃げ出したくなるものです。それでも逃げ出せないとなると、冷静に
思考できなくなり、パニックになってしまうこともあります。

 この時に大切なのは。まず「現状を正確に把握すること」に脳の力を向けることです。

 自分がどんな状況に置かれていて、どんな問題に対処しなければいけないのか?

 解決の優先順位はどうなのか?

 実は解決しなくてもいい問題はどれなのか?

 人の力を借りられる仕事はどれか?

 そういうことを「レーダーとしての脳」を働かせて解決していく、それだけでも不安は
かなり解消されます。

 これは脳の性質からも言えることです。

 解決しなければならない問題があるとき、それにまつわる情報は、脳に感情的な反応も
引き起こさせます、その反応は、言語化しようがありませんが、あえて言葉にするなら、
「何となく不安だ」「気になる」「何とかしなければいけない」といったところでしょう。

 そこに思考系の働きを対応させて「この問題にはこう対処すればいい」「これは後回しで
いい」「この問題に対しては、今は何もしなくていい」ということを考えていけば感情的な
反応とのバランスが取れてくるわけですが、それをしないと、不安や焦りだけがいつまでも
残ってしまいます。それがいくつも重なってくると、感情の制御が難しくなるのです。

 そうならないようにするために、まず大切なのが、「現状を正確に把握し、感情系だけに
刺激を与えている問題に思考系の分析を加えていく」ということなのです。

以下略

出典:「脳と気持ちの整理術 意欲・実行・解決力を高める」
 築山 節著 NHK出版刊 より抜粋

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 8月の弊職が担当講師の安全衛生教育のご案内

              「安全管理者選任時研修」 8月8日(木)、9日(金)

詳細は久留米労働基準協会にお尋ねください。(TEL:0942-34-5531

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安全衛生メールマガジン来月号は、来月中旬までには発信いたします。

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